男の色気について

下田逸郎のライブが札幌であったので、先日行った。

10代の頃、心に響いた音楽は、数十年ぶりに聴いても沁みるものだ。あの頃聴いていた曲は、ずっと聴いていなくて忘れていても、心の底に残っている。そんな音楽に数十年ぶりに再会すると、なんだか懐かしくて泣きたくなる。あの頃の自分と再会したような気分だ。

下田逸郎の歌声は艶めかしい。歌い方も独特で色気があるのだ。もう70近いジイさんだけど。それは早川義夫のライブを聴きに来たときも思ったことだった。二人とも男と女のどうしようもないことを歌う。わけわからなくなって、色に狂ってしまって、どうにもならなくなってしまうことを。その愚かさをいとおしく歌う。それで大丈夫なんだと歌うのだ。

いくつになっても、同じような歌を歌い続けている。彼の歌は、彼自身の声で聴くのもいいけど、女性ボーカルもまたいい。代表曲であるセクシィは石川セリ(井上陽水の奥さんね)のために書き下ろした歌だ。



石川セリといば、先日『8月の濡れた砂』を思い出していたばからりだ。彼女の「つぶやき岩の秘密」というNHKの少年ドラマの主題歌も忘れがたい。



下田逸郎はライブで、月と雨の話をしていた。今夜はいい三日月が出ているよ。消えたり見えたりする儚げな月が。月と雨は物語を駆り立てるね、と。そんな恋心をいくつになっても歌い続けているからこそ、色気があるのだろう。僕が素敵な男性だと思える人はそんな色気を持っている。
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Yasuo  K   ( ヒデヨシ)

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    2012年映画ベスト10
<洋画>
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    4、「ライク・サムワン・イン・ラブ」
    5、「きっと ここが帰る場所」
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    7、「風にそよぐ草」
    8、「恋のロンドン狂騒曲」
    9、「おとなのけんか」
    10、「別離」
    次点 「裏切りのサーカス」
番外
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    「J・エドガー」
    「家族の庭」

    3、「演劇1&2」
    4、「夢売るふたり」
    5、「アウトレイジビヨンド」
    番外 「ヒミズ」


2011年映画ベスト10
    3,「ブルーバレンタイン」
    4,「愛する人」
    5,「クリスマス・ストーリー」
    6,「トゥルー・グリット」
    7,「SOMEWHERE」
    8,「さすらいの女神(ディーバ)たち」
    9,「エリックを探して」
    10,「シリアスマン」
    次点,「エッセンシャル・キリング」

    3,「あぜ道のダンディ」
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    5,「冷たい熱帯魚」

    2010年映画ベスト10
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2009年映画ベスト10
    3、リミッツ・オブ・コントロール
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<日本映画>
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