「グッバイ、サマー」ミシェル・ゴンドリー

サマー


『エターナル・サンシャイン』、『恋愛睡眠のススメ』、『僕らのミライへ逆回転』など独特の夢のある作風で知られるミシェル・ゴンドリーの最新作。彼はもともと、フランスのベルサイユ生まれ。自身で制作したPVがビヨークの目に留まり、有名アーティストのPVやCM制作で成功し、ニューヨークでスパイク・ジョーンズとチャーリー・カウフマンに出会い、映画監督デビューした人物。なんといっても記憶をめぐる恋愛映画『エターナル・サンシャイン』が代表作。

さてこの作品は、ミシェル・ゴンドリーの自伝的映画だという。「14歳。僕らの夏休みは、永遠の思い出」というキャッチ・コピーがついているが、まさに14歳の少年たちの映画。子供でも大人でもない14歳。人生において、こういう夏休みは一度しかない。チビの劣等感があり、女の子に間違われる絵のうまい少年ダニエルと、目立ちたがり屋で変わり者の転校生テオ。二人はクラスでも浮いていて意気投合。自作で奇妙な車を制作し、夏休みに旅に出るロードムービーだ。

家族との葛藤、将来への可能性と不安、好きな女の子への思慕、そして初めてできた親友。ひと夏の冒険は、彼らのかけがえのない時間となる。14歳という年齢のかけがえのなさ。ロードムービーには数々の名作があるが、またひとつ、ステキな映画が加わった。僕はロードムービーがやっぱり好きです。


原題 Microbe et Gasoil
製作年 2015年
製作国 フランス
配給 トランスフォーマー
上映時間 104分
監督:ミシェル・ゴンドリー
製作:ジョルジュ・ベルマン
脚本:ミシェル・ゴンドリー
撮影:ロラン・ブリュネ
美術:ステファヌ・ローゼンバウム
音楽:ジャン=クロード・バニエ
キャスト:アンジュ・ダルジャン、テオフィル・バケ、ディアーヌ・ベニエ、オドレイ・トトゥ、ジャナ・ビトゥネロバ

☆☆☆☆4
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ジャンル : 映画

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