「エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に」リチャード・リンクレイター

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リチャード・リンクレイターは『6才のボクが、大人になるまで。』が面白かった。ひとりの少年の6歳から18歳までの成長と家族の軌跡を、実際に12年をかけて撮影したドラマだった。一方、ジャック・ブラック主演の学園ものの快作『スクールオブ・ロック』のような作品もある。この映画はどちらかというと、『スクール・オブ・ロック』の学園ものに近い青春グラフティだ。バカバカしいほどだ。まぁ、このバカバカしさこそが若者の特権であり、この時期にしかできないことなのだ。だから、このバカさ加減こそ愛すべきかけがえのない時間とも言えるだろう。

ただ、どうにもくだfらない。大学野球部の寮に入部して、大学が始まるまでの数日間のドタバタを描いているのだが、この体育会系ノリにどうにもついていけなかった。私自身、高校時代は野球部に身を置き、大学時代はそれとは正反対の映画や演劇の世界にドップリと浸かった者だから、体育会系的なノリはよく理解している。理不尽な上下関係や体力自慢や勝負ごとにこだわる単純さ。考えていることは、力比べと性欲のことばかり。大学時代のナンパばかりしていた同級生に辟易していたもので、女のケツばかり追いかけている彼らの単純さは、わかるけれど、あんまり面白くは観れなかった。

まぁ、登場人物たちはそれぞれ個性的に描かれ、面白おかしくオトナの入り口に立つ青春群像は描かれている。それだけの単純で痛快な映画だ。淡い恋心も懐かしくもある。


原題 Everybody Wants Some
製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 ファントム・フィルム
上映時間 117分
監督:リチャード・リンクレイター
脚本:リチャード・リンクレイター
撮影:シェーン・F・ケリー
美術:ブルース・カーティス
音楽監修:ランドール・ポスター、メーガン・カリアー
キャスト:ブレイク・ジェナー、ゾーイ・ドゥイッチ、グレン・パウエル、ワイアット・ラッセル、オースティン・アメリオ

☆☆☆3
(エ)
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ジャンル : 映画

tag : 青春 ☆☆☆3

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Yasuo  K   ( ヒデヨシ)

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