「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」

先日BSでやっていたので見ました。フランス女性とアメリカ男という関係は多いのではないでしょうか。

この映画の面白いところは、全編一夜の二人だけの会話劇だということです。パリへ行く列車の中で出会った二人が意気投合して、ウィーンで列車を降りて、ウィーンの町での一夜を過ごす。街の中を歩きながら、二人が次第に惹かれあっていく過程と実況中継するように、二人の会話だけでドラマを成立させている。彼が列車の中で話していた、世界各地の人たちの24時間生活実況中継のテレビの企画のように。

ちょっと歯の浮くような台詞や頭でっかちな台詞やわざとらしいシチュエーションの演出もあるが、一夜の会話だけでドラマを成立させたその演出力は見事。『スクール・オブ・ロック』のリチャード・リンクレイターの職人芸か。
誰もが街を歩きながら恋人と別れの時を気にしながら、切ない思いを抱いて歩いた経験を思い出すことでしょう。

ジュリー・デルピーは自ら後に監督した「パリ、恋人たちの2日間」のロマンチックな原型がここにある。


出演: イーサン・ホーク, ジュリー・デルピー
監督: リチャード・リンクレイター
恋というものは理屈ではなく、化学反応のように進行していくもの。本作を観れば、そう確信するはずだ。列車の中で偶然に出会った男と女が、ウィーンの街を歩きながら、たがいへのときめきを高めていく一夜の物語。ドキュメンタリーのような自然な会話とカメラワークで、スリリングなの駆け引きが描かれる。監督は、本作でベルリン国際映画祭監督賞を受賞した後、『ウェイキング・ライフ』『スクール・オブ・ロック』など次々と新境地を開拓するリチャード・リンクレイター。


☆☆☆3

(ヒ)

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Yasuo  K   ( ヒデヨシ)

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