「パリ、恋人たちの2日間」

この歳になっても なぜか恋モノをよく見ます
どうもハリウッド映画の戦闘モードものは、見ないことはないけれど
あまり好んで見ません。個人の資質の問題なんでしょうねぇ。

さて、このフランス映画、ゴダールやカラックスのジュリー・デルピーが
監督・脚本・製作・主演・音楽・編集までやってしまった才女ぶりを発揮。
フランス人写真家マリオンとアメリカ人インテリアデザイナーのジャックが、つかの間NYに戻る途中、マリオンの故郷パリの実家に立ち寄る2日間をテンポのいい会話で描いています。会話好き、議論好きのフランス人の資質がよく表れている映画です。

もう会話が大爆笑なんです。ストレートで何でもオープンな過激なフランス人女性とデリケートで神経質なアメリカ人男性の、まぁ言ってしまえば痴話げんかなんですが、この異文化衝突をネタに男と女がいかに向き合うか・・・というお話。

「その人のシャックリで毎朝起こされても、他の人のどんなキスより、その人のシャックリがしくなる」

なんていう台詞もあったけど、<一緒に暮らすこと>と<向き合うこと>は別のこと。彼女の元カレたちが次々と登場して、男を混乱させる。性も政治も過去の男も全てオープンなフランス女についていけない利己的な個人主義的アメリカ男。デルビーの実父母もそのまま両親役で登場し、過激な会話を展開し笑わせてくれる。

たしかに、あそこまで自己主張の強いフランス女性と付き合うのは、なかなか大変そうです。嫌なことやあきれることやいろんな食い違いやケンカがあっても、それでも離れずに一緒にいたいしさ。甘い幻想的な恋映画ではなく、シニカルで現実的な恋映画です。

☆☆☆☆4

(ハ)
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ジャンル : 映画

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Yasuo  K   ( ヒデヨシ)

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