「(500)日サマー」 マーク・ウェブ
去年の映画として評判が良かったようなので、見たけれど、僕にはどうもピンとこなかった。
恋愛シミュレーションゲームのようだった。願望の未来と現実の2分割の画面や、出会ってから終わるまでの恋の500日を時間が行きつ戻りつエピソードを羅列しつつ描いているその作りには、ゲーム的な感覚がある。この映画はボーイ・ミーツ・ガールのストーリーだがラブストーリーではないと最初に断っているけれど、愛を信じている子供っぽい幼稚で純情な男の子と愛を信じられない冷めて現実的な女の子の出会いと別れを、運命をつかさどる神のような視点で描いている。ゲームの作り手のような視線で若い二人を見つめている。恋はバカみたいに夢中になったり、飽きっぽく、運命の出会いと錯覚したり、苦しんだり、人生を翻弄したりする。そしてまた恋は始まる。そんな冷めた描き方が洒落ているとも言えるのだろうけれど。
とにかくこの幼稚なジョセフ・ゴードン=レヴィットにまるで共感できなくて、甘ったるい砂糖菓子のような映画でした。
原題 (500)DAYS OF SUMMER
製作年 2009年
製作国 米
時間 96分
公開日 2010年1月9日(土)公開
監督 マーク・ウェブ
キャスト:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ゾーイ・デシャネル、ジェフリー・エアンド、クロエ・モレッツ、マシュー・グレイ・ガブラー、クラーク・グレッグ、レイチェル・ボストン、ミンカ・ケリー
☆☆☆3
(コ)
恋愛シミュレーションゲームのようだった。願望の未来と現実の2分割の画面や、出会ってから終わるまでの恋の500日を時間が行きつ戻りつエピソードを羅列しつつ描いているその作りには、ゲーム的な感覚がある。この映画はボーイ・ミーツ・ガールのストーリーだがラブストーリーではないと最初に断っているけれど、愛を信じている子供っぽい幼稚で純情な男の子と愛を信じられない冷めて現実的な女の子の出会いと別れを、運命をつかさどる神のような視点で描いている。ゲームの作り手のような視線で若い二人を見つめている。恋はバカみたいに夢中になったり、飽きっぽく、運命の出会いと錯覚したり、苦しんだり、人生を翻弄したりする。そしてまた恋は始まる。そんな冷めた描き方が洒落ているとも言えるのだろうけれど。
とにかくこの幼稚なジョセフ・ゴードン=レヴィットにまるで共感できなくて、甘ったるい砂糖菓子のような映画でした。
原題 (500)DAYS OF SUMMER
製作年 2009年
製作国 米
時間 96分
公開日 2010年1月9日(土)公開
監督 マーク・ウェブ
キャスト:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ゾーイ・デシャネル、ジェフリー・エアンド、クロエ・モレッツ、マシュー・グレイ・ガブラー、クラーク・グレッグ、レイチェル・ボストン、ミンカ・ケリー
☆☆☆3
(コ)
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tag : 愛