橋下徹が嫌いだ!

橋下徹が嫌いだ。

日本人は「争いごとを好まない、争いとなると腰抜けになる、なるべく波風立てないでやりすごそう」という事なかれ主義が多く、はっきり自己主張せずに空気ばかり読んでいる傾向にある。だから、既得権益にしがみついて、組織が硬直化したまま変わらない。官僚の硬直化も槍玉に上がる。そういうところにもってきて、橋下徹は、過激な主張で構造改革を迫る。大阪都構想。小泉純一郎とよく似ているのだ。郵政民営化も「自民党をぶち壊す」も、ハッキリしない日本人の中にあって注目を浴びた。わかりやすいフレーズ、過激な自己主張と変革への意志。そういうものが期待感を持って受け容れられ、歓迎されるのだ。彼なら、この閉塞した社会を変えてくれるかもしれない・・・。

石原慎太郎や、名古屋の河村たかしも同じだ。強いリーダー待望論。そういう日本人の曖昧さが危険なのだ。強いリーダーに何かを期待し、その空気に流される。

橋下徹は、既得権益へのパッシングによって民意をひきつけ、強い支持率に支えられて「独裁」の必要性を叫ぶ。彼の主張は「イエス」か「ノー」かという二者択一に集約されるのだという。自分の価値観と異なる人間は「敵」と見做し攻撃する。平松市長によれば、対話が成立しないのだと言う。

地方の閉塞感にうんざりした市民は、単純化された強い言葉に惹き付けられる。「地方政治の劇場化」だ。公務員や地方議員を執拗に攻撃し、「高給取り」として憎悪の感情を煽る。それが構造改革と結びつき、大阪が都になれば、無駄が削減され社会は住みやすくなるという幻想を抱かせる。

しかし、物事の単純化は危険だ。空気に流されず、じっくりと一人ひとりが考え、議論をすることからしか何も見えてこない。独善的な主張ではなく、他者の意見に耳を傾けることからしか対話は始まらない。大阪のW選挙がどうなるのかが気になる。
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Yasuo  K   ( ヒデヨシ)

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2011年映画ベスト10
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    7,「SOMEWHERE」
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    3,「あぜ道のダンディ」
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