「シャレード」スタンリー・ドーネン

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ラブ・サスペンスの名作。ミュージカル映画で定評のある職人監督『雨に歌えば』『巴里アメリカ人』『踊る大紐育』などのスタンリー・ドーネン監督が、『パリの恋人』で一緒にやったオードリー・ヘプバーンと、ヒッチコック映画の大スター、ケイリー・グラントを共演させて、ヒッチコック的なサスペンスと、ラブコメディの軽妙なエッセンスを入れながら、ヘプバーンがジバンシーの華麗な色づかいの衣装で楽しませてくれる…安心して見れるハリウッド映画だ。

シャレたデザインのタイトルバック。子供の玩具のピストルのいたずらでサスペンスの味を小出しにしつつ、ヘプバーンとケイリー・グラントの恋の予感の出会いのやり取り。そして、パリに戻って、もぬけの殻の部屋と夫の殺人事件で一気にサスペンスへと導く冒頭。アメリカ大使館にヘプバーンが呼び出され、ウォルター・マッソーとの部屋でのサンドイッチのやり取り、葬式に次々と現れる謎の男たち…。物語が始まる楽しみに満ちている。

ホテルのエレベーターや地下鉄のホームや階段での追いかけっこ、さらにネオンの裏側でのビルの屋上の義手の男との対決、回廊や劇場でのサスペンスなど舞台設定の演出が見事。笑えてキュートなヘプバーンの尾行ぶり、スーツでシャワーを浴びるお茶目なケイリー・グラントなど、名場面もいっぱい。セリフの面白さと謎解き。心理描写には少し強引さがあるが、最後まで楽しませてくれるラブ・サスペンス。これぞ娯楽映画だ。



原題 Charade
製作年 1963年
製作国 アメリカ
監督・製作:スタンリー・ドーネン
原作:ピーター・ストーン、マルク・ベーム
脚本:ピーター・ストーン
撮影:チャールズ・ラング・Jr.
音楽:ヘンリー・マンシーニ
衣装: ユーベル・ジバンシー
キャスト:オードリー・ヘプバーン、ケイリー・グラント、ウォルター・マッソー、ジェームズ・コバーン、ジョージ・ケネディ、ネッド・グラス、ドミニク・ミノット、ジャック・マラン、ポール・ボニファ

☆☆☆☆4
(シ)
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テーマ : TVで見た映画
ジャンル : 映画

tag : サスペンス ☆☆☆☆4

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Yasuo  K   ( ヒデヨシ)

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