「天才スピヴェット」ジャン=ピエール・ジュネ

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「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督のアメリカを舞台にした少年の冒険ロードムービー。個性的なバラバラな家族のハートフル・ムービーだ。

アメリカのモンタナ州の田舎。カウボーイそのものの父、昆虫学者の母、そしてアイドルを夢見る姉、そして科学的発明家であり天才児TS・スピヴェットと銃の暴発事故で亡くなった双子の弟。

少年はワシントンD.Cを目指して家出をする。スミソニアン博物館からスピヴェットが発明したものが賞を獲ったということで、その表彰式に出るためだ。父の期待に応えられない哀しみ。そして弟を事故で亡くしてしまった責任。発明や研究を理解してもらえない孤独。

小道具や細かな設計図のような数字の描写、セットの色使い、アメリカを横断する貨物列車の旅、どれもチャーミングでお洒落だ。まさにフランス映画の趣だ。安心してジャン=ピエール・ジュネ の世界を満喫すればいい。新年最初の映画は、単純に楽しく幸福になる映画だった。


原題:L'extravagant voyage du jeune et prodigieux T.S. Spivet
製作年:2013年
製作国:フランス・カナダ合作
配給:ギャガ
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
原作:ライフ・ラーセン
脚本:ジャン=ピエール・ジュネ、ギョーム・ローラン
撮影:トマス・ハードマイアー
美術:アリーヌ・ボネット
キャスト:カイル・キャトレット、ヘレナ・ボナム・カーター、ジュディ・デイビス、カラム・キース・レニー、ニーアム・ウィルソン、
ジェイコブ・デイビーズ、ドミニク・ピノン

☆☆☆☆4
(テ)

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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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Yasuo  K   ( ヒデヨシ)

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